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淫フィールドフライ

アクセスすなーーーーーっ!!

仲野先輩

先日から大学も始まり、すっかり体から抜けていた学生生活のリズムを取り戻すのに苦労している。朝8時の電車に乗らなければ遅刻なのだが、以前はよくもまあ起きられていたものだ。毎朝ヒイヒイ言いながら駅のホームに向かっている。

講義もより専門分野に進んでいき、内容も前期とは比べ物にならないくらい複雑になった。いままで集中せずにツムツムをやっていたツケが回ってきたということだ。

また、前に書いたように経済面がなかなかピンチで、今月と来月は週に4回程度バイトを入れた。これがなかなか厳しくて、働き終わって家に帰ると勉強なんかする気にならず、いっつもケータイをイジって寝るだけだ。

こんなこともあり、最近何の価値もないような日々を送っている。ただただ辛い、ただただ眠い。こんな感じだ。

 

しかし、そんな埃っぽい日々の中でのちょっとした楽しみを発明した。

日々の生活を日常系アニメだと思うことである。日常系なので、イベントをしたりとか恋に焦がれるだとかは一切しなくて良い。ただただ普段の生活を送って、「今、アニメっぽいな」と考えるのだ。

ここで大事になってくるのは”設定”である。普段の自身の生活にピッタリ合った設定でないと余計に『生き苦しく』なってしまう。

たとえば、舞台をバイト先のファストフード店としてみる。バイト先が舞台のアニメは、そんなにアニメ好きでもない僕でもいくつか知っている。自然だ。

妄想に費やす労力を節約するためにも、主人公はテキトーでいい。はじめてバイトをしてみた高校生とかでいいだろう。

たくさん仕事を覚えなくてはいけなくて大変だが、先輩たちはみんないい人だ。主人公がそう思う先輩の一人が、僕だ。仲野先輩だ。

ふつうのバイトとは違う黒のカッコいい制服を着ているのに、まるで威厳が感じられない。ポッケに手を入れ、背中を丸め、死んだ目をしている。

ダルい、とか眠い、とか言っているくせにお客様の前では丁寧な接客。昼時のピークでも、涼しい顔して商品を作っていく。これが、僕だ。

もちろんこれは設定で、脚色しまくりである。しかし、キャラクターが立っているので問題ない。

 

このアニメがニコニコ動画にアップロードされれば、『すげえw』『仲野先輩かっけえww』『マジレスすると全然仕事早くない』などのコメントがつくに違いない。

そこまで人気ではないけど、コアなファンがつくくらいは人気のキャラになりたい。

 

仲野先輩は結構サブキャラなので、登場回数は少ない。そのため、ちょっとしたことをエピソードに昇華できる。おどけながらも的確なアドバイスを主人公にしたり、バイトの愚痴をツッコまれたり、時には深い名言を残したりするだけで十分だ。

なんなら、無言で作業しているのを時間経過を表すちょっとしたシーンとして使われるだけでいい。ここでつくコメントは『先輩かわいそw』だ。

 

こんなことを考えながら時給950円をもらっている。こんな僕を雇うなんて『店長かわいそw』である。