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淫フィールドフライ

アクセスすなーーーーーっ!!

クソザコブロガー

ふつうの話

どうやら僕は「学生youtuber」に嫉妬の炎を燃やしがちであることが分かった。

 

去年あたりだっただろうか、とある二人組の大学生youtuberを見つけた。特に目立ったことはしてなかったように覚えているが、僕はその二人を気に入った。純粋なウキウキで毎日の動画投稿を楽しみにしていた。

しかしあるとき、彼らが有名大学に通っている事を友達から聞いて驚愕した。

しかも理系学部だという。このダブルパンチはコンプレックスでコーティングされた僕を粉々に砕いた。

 

とまあ僕には、「あこがれるものに対する劣等感」というコンプレックスのお手本ともいえる意識が潜んでいるのだ。

 

これはyoutuberだけではなく、例えば大学生で起業している人だとか、海外留学している人とか、大学の学園祭を120%楽しむ人とか…

 

あれ?ちょっと待って。これって、単なるリア充への僻みじゃない?

単にウェイウェイしている人たちが羨ましいだけじゃない?

身体から✨キラキラのエフェクト✨があふれ出る人たちが妬ましいだけじゃない?

 

しょうもねー。器が小さすぎる。小さいというか、器、無い。

いままでの話は何だったんだよ。

 

話を戻そう。

ある日、さらに大きなニュースが飛び込んできた。

 

『3年生のXX先輩、youtuberやってるよ。結構有名だよ。』

 

心臓が高鳴った。顔も名前も今知ったが、まさか同じ大学の先輩がyoutuberをやっていたなんて!

早速youtubeで先輩の名前を検索した。”いかにも”って感じのアイコンと背景が出迎えてくれた。

これはアツい。嫉みの炎がメラメラ燃え始めた。手に持ったスマホが震える。

――どれほど有名なんだぁ?センパイさんよぉ――

そう思いながら彼のチャンネル登録者数を見ると、5000人ほどであった。

 

シュッ。炎はマッチの火くらいに小さくなった。

 

いや、5000人というのはなかなかすごい。僕のtwitterのフォロワーの10倍以上だ。

しかし、そこまで有名でもないな、と思った。遥か高みではなく、高尾山くらいのちょうどいい憧れ、ちょうどいいジェラシーだ。

 

このちょうどいいジェラシーのお陰かどうか、僕は喋ったこともないその先輩を「クソザコyoutuber」と友達内でネタにするようになった。

陰キャラクソキモブサイクメガネの出来る唯一の笑いを取る手段だ。嫉妬からくるイジりなので許してほしい。できることならその地位を変わってくれと言いたいほどなのだ。

本当に悪意はありません。むしろ応援しています。

 

学内で彼を見かけると、「お、クソザコyoutuberじゃん」などと友達に話しかけることがいつものパターンになっていた。

するとこの間、友達に笑いながら「(仲野は)出る杭打ち過ぎ」と言われた。

 

大爆笑した。「出る杭打ち過ぎ」。なんてフレーズだ。興奮して感動さえ覚えた。

すぐさまLINEのひとことに『出る杭打ち過ぎ』と設定した。

卑屈で嫉妬しいの陰キャラメガネである僕を的確に表している。

確かに出る杭打ち過ぎだ。youtuber、起業者、目立っていて人気のある人は陰で片っ端から打ち込みまくっていた。

 

僕はこの「出る杭打ち過ぎ」というフレーズにドハマりしてしまい、1日中心の中で「出る杭打ち過ぎ」と思い出してはニヤニヤしていた。

この天才のそれともいえる表現を、なんとかして広めたい。そう思ってこの記事を書いている。

 

こんなブログを大学の知り合いに見られたら、陰で「クソザコブロガー」と揶揄されるのだろうか。されたい。してほしい。出る杭を打ち込んでほしい。

 

みんなにも「出る杭打ち過ぎ」と言われることの衝撃を体感してほしいのである。